【体を柔らかくする応用知識③】体を効率的に柔らかくする「緩める部位の順番」とは?

【体を柔らかくする応用知識③】体を効率的に柔らかくする「緩める部位の順番」とは?

 

体を柔らかくする応用知識②】では、

「原因筋(=硬い部位の原因となっている筋肉)を探し出そう」

「カラダの声を聞きながら、様々な部位にアプローチしよう」

という話をしてきました。

 

ただ、これができるのは、体好きの人や、ヨガやピラティスに通っている人くらいだと思うので、今回はもう少し現実的な話。

体を効率よく柔らかくするための、緩める部位の順番」について解説していきます。

 

今回ご紹介する順番は、僕が施術でお客さんを緩める時に意識しているポイントであり、自分でリリトレをする時に意識しているポイントでもあります。

 

体を柔らかくするためには、様々な考え方がありますが、

「結局、どこを緩めたらいいの?」

「どこにどのくらい時間をかけたらいいの?」

と悩んでいる方は、今回ご紹介する順番を意識して、硬い部位にアプローチしてみてください。

 

【緩める順番①】
硬い部位→つながる部位の順で緩めよう

体を柔らかくする応用知識②】の復習です。

体を柔らかくするには、

  1. 硬い部位にアプローチする方法
  2. 硬い部位とつながる部位(関連筋)にアプローチする方法

の2種類があります。

つまり、「硬い部位だけじゃなく、そこにつながる部位にもアプローチした方が、体は柔らかくなりやすい」ということですね。

 

ただ、緩める優先順位としては、

  1. あなたが硬いと感じる部位」にアプローチする
  2. 硬い部位の隣」にアプローチする
  3. 硬い部位の裏・同ライン・反対」にアプローチする

という流れで緩めていくのがオススメです。

つまり、「硬い部位を緩めても、柔らかくならなかったら→つながる部位を近い順番から緩めていく」ということですね。

 

硬い部位→つながる部位

 

具体例で解説します。

不調系の硬直=「肩こり・腰痛」や、柔軟系の硬直=「股関節」をストレッチで緩めたい場合。

 

①肩こりを解消する順番
首横ストレッチ

肩こりを感じる部位をダイレクトに伸ばす

首後ろストレッチ

肩こりポイントの隣(近くの筋肉)も伸ばす

肩甲骨外転ストレッチ

肩こりポイントの隣(近くの筋肉)も伸ばす

三角筋ストレッチ

肩こりポイントの隣の隣(少し離れたポイント)も伸ばす

座ったまま前腕屈筋群ストレッチ

さらに離れたポイントも伸ばす

②腰痛を解消する順番
腰横四つ這いストレッチ

まずは、腰痛を感じる部位をダイレクトに伸ばす

猫の背伸びストレッチ

腰痛ポイントの隣(背中)も伸ばす

ハトストレッチ

腰痛ポイントの隣(お尻)も伸ばす

裏もも床ストレッチ

腰痛ポイントの隣の隣(ハム)も伸ばす

ふくらはぎ床座りストレッチ

腰痛ポイントの隣の隣の隣(ふくらはぎ)も伸ばす

③股関節を柔らかくする順番
開脚ストレッチ

股関節の硬さを感じるポイント(内もも)をダイレクトに伸ばす

裏もも床ストレッチ

股関節の隣の筋肉(ハム)も伸ばす

ハトストレッチ

股関節の隣の筋肉(お尻)も伸ばす

腰チャイルドストレッチ

股関節の隣の隣(腰)も伸ばす

 

簡単にまとめると、

「硬い部位を緩めても柔らかくならないなら、その隣の部位にもアプローチしよう」

ということですね。

 

【緩めるの順番②】
中心→末端の順で緩めよう

ただ、人によっては、

「全身硬いです」

「肩こりも腰痛も頭痛もむくみもひどいです」

という方もいるかと思います。

 

そんな方は、「中心→末端」の順で緩めることを意識しましょう。

具体的には、

  1. 背骨・骨盤
  2. 肩甲骨・股関節
  3. 腕・脚

という順番でアプローチすると、効率よく全身を緩めることができます。

 

中心→末端

 

なぜなら、背骨・骨盤=「体幹」は、意識をしないと大きく動かすことができず、
また、体の重みがかかりやすいため、とても硬くなりやすい部位だから。

肩こりや腰痛などの不調を見ても分かる通り、「体の中心」が硬直することが多いですよね。

また、冷え・むくみなどの末端の不調も、「股関節・骨盤」=中心の硬直により、血流が悪くなっていることが根本原因にあります。

 

だから、まずは「中心」から緩めること。
そこから徐々に、「末端」も緩めていきましょう。

ストレッチを例にすると、以下のような流れで緩めるのがオススメです。

 

中心→末端の具体例
ヒップサークル

【ヒップサークル】中心=腰椎・骨盤を大きく動かすストレッチで緩める

ハトアングルストレッチ

【ハトストレッチ】骨盤・股関節を緩める

猫の背伸びストレッチ

【猫の背伸びストレッチ】背中(胸椎)を緩める

肩甲骨内転ムービング

【肩甲骨内転ストレッチ】肩甲骨・腕を緩める

ランジムービング

【ランジストレッチ】股関節〜太ももを緩める

三角筋ムービング

【三角筋ストレッチ】腕を緩める

ふくらはぎ立ちながらアングルストレッチ

【ふくらはぎストレッチ】ふくらはぎを緩める

 

中心が柔らかくなれば、血流が改善するため、末端も緩みやすくなります。

また、中心の骨格が整えば、末端の歪みも整いやすくなります。

 

簡単にまとめると、

「体の中心(背骨・骨盤)から緩めると、全身が緩みやすい」

ということですね。

 

まとめ|部位の順番と時間のかけ方

体を効率的に柔らかくする「緩める部位の順番」について簡単にまとめると、以下の通りです。

 

緩める部位の順番
  • 「硬い(辛い)部位→硬い部位につながる部位」の順で緩める
    1. 肩こり:肩こりポイント→首・肩甲骨→腕・胸・頭・背中
    2. 腰痛:腰痛ポイント→お尻・背中→脇・股関節・太もも・ふくらはぎ
    3. 股関節:股関節(内もも)→お尻・太もも→腰・ふくらはぎ
  • 「体の中心→末端」の順で緩める
    =背骨・骨盤→肩甲骨・股関節→腕・脚

 

そして、この順番は時間をかける時の優先順位でもあります。

つまり、

  1. 硬い(辛い)部位&体の中心は時間をかけて緩める
  2. (①で緩まない場合、)つながる部位・末端も緩める

という流れですね。

 

体を柔らかくする優先順位

 

どこをどのくらい緩めれば体が柔らかくなるか(あなたの目標が達成するか)は、やってみなければわからないので、
今回ご紹介した順番を意識して、いろいろな流れを試してみてください。

あなたの体が柔らかくなりますように。




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