【習慣化のコツ】を活用して、ハンドマッサージを習慣化する方法をわかりやすく解説します。
ハンドマッサージを習慣化できれば、
ほとんどの筋肉をいつでもどこでも自分で簡単にほぐせるようになるので、ぜひ実践してみてください。
ハンドマッサージの習慣化には3つのステップがあります。
- 【内容】
メニューを決める - 【設定】
場所とタイミングを決める - 【習慣化】
無感情に淡々と行う
この3ステップに沿って、読みながら実践していきましょう。
目次
【ステップ①】内容
=メニューを決める
ハンドマッサージを習慣化する上で、真っ先に決めたいのが、
「どのハンドマッサージをやるのか?」=
ハンドマッサージメニューです。
「マッサージを習慣化したい=(筋肉をほぐして)不調を解消したい」ということだと思うので、
以下のリンクを参考にして、自分の不調に合ったハンドマッサージメニューを考えましょう。
【ポイント】部位を絞る
ハンドマッサージメニューを決めるときのポイントは、「ハンドマッサージをする部位を絞る」ことです。
不調に悩む人は、きっと一つだけでなく様々な不調に悩んでいるので、「ほぐしたい部位も様々」だと思います。
それでも、いっぺんに色々な部位をほぐそうとすると、習慣化がめんどくさくなるので、
最初のうちは部位を絞ることを意識しましょう
例えば、
- 頭痛を解消したいなら
→頭痛解消ハンドマッサージ(レベル1)だけ行う - 肩こりを解消したいなら
→肩こり解消ハンドマッサージ(レベル1)だけ行う - 足冷え性を改善したいなら
→冷え性改善ハンドマッサージ(レベル1)だけ行う
という風に。

あなたの不調に合わせて「ほぐす部位」を絞れば、習慣化が楽になる
ハンドマッサージの特徴は、
「細かい筋肉・体の前面の筋肉をほぐしやすい」ことです。
だから、それ以外の部位=「大きな筋肉・体の後面の筋肉」は、
フォームローラーやボールマッサージでほぐすのがオススメです。
ハンドマッサージとフォームローラー&ボールマッサージをうまく使い分けて、
ハンドマッサージメニューを作ってみてください。
【ステップ②】設定
=場所とタイミングを決める
ハンドマッサージメニューを決めたら、それを行う”場所&タイミング”を決めましょう。
ヒトは「選択肢が絞られている方が選択しやすい(選択肢が膨大だと、選択できない)生き物」なので、
あえて”場所&タイミング”を絞ることで、ハンドマッサージを習慣化しやすくなります。
ハンドマッサージを行う”場所&タイミング”を決めるポイントは2つ。
- いつも行う習慣の前後(最中)にハンドマッサージ(新しい習慣」をくっつける
- 不調になる場所とタイミングに行う
【ポイント①】習慣にハンドマッサージをくっつける
あなたがいつも行う習慣に”新しい行動”をくっつけると、習慣化が簡単になります。
つまり、
- 就寝の前後にハンドマッサージをする
- テレビ(YouTube)を見ている最中にハンドマッサージをする
- 入浴の最中にハンドマッサージをする
という風に。
そして、このタイミングに合わせて、ハンドマッサージを行う”場所”まで決めます。
例えば、
- 就寝の前後に、ベッドの上でハンドマッサージをする
- テレビ(YouTube)を見ている最中に、ソファの上でハンドマッサージをする
- 入浴の最中に、浴槽の中でハンドマッサージをする
という風に。

あなたがいつも行う習慣の前後(最中)にハンドマッサージを行えば、習慣化が簡単
ここまで決めると、「自分がハンドマッサージをしているイメージ」がわきやすくなると思います。
場所とタイミングは、人の生活習慣によってそれぞれなので、
あなたの生活習慣や環境に合わせて、決めましょう。
【ポイント②】不調になる場所とタイミングに行う
あなたが”不調”になるのはどんな時ですか?
その場所とタイミングに、ハンドマッサージを行うのもオススメです。
例えば、
- デスクワークの最中に腰痛がする
→デスクワーク中に椅子の上で、腰痛解消ハンドマッサージをする - 育児の最中に肩こりがする
→育児の合間に、肩こり解消ハンドマッサージをする
という風に。
ハンドマッサージの、「いつでもどこでもできる」というメリットを活用して、
不調を感じる前から”予防的に”ハンドマッサージを行えば、不調を感じづらくなるでしょう。

あなたが不調を感じるタイミングに、不調ポイントをハンドマッサージする習慣を作ろう
【ステップ③】習慣化
無感情に淡々と行う
ハンドマッサージのメニュー、行う場所・タイミングは決まりましたか?
あまり難しく考えず、適当に決めてくださいね。
- デスクで肩を揉もう
- ベッドで頭を揉もう
- お風呂で足を揉もう
- ソファで横隔膜を揉もう
こんなので大丈夫です。
そして、実践してみてください。
ただ、最初はあまりしっくりこないと思います。
ヒトは「変化を嫌う生き物」なので、
新しいことを始めると、(それがどんなにいいことでも)なんだか気持ち悪いし、
”やらない理由”がいっぱい浮かんでくると思います。
でも、全部無視してください。
アタマで考えず、ココロで感じず。
淡々と無感情に、カラダの声を最優先して、ハンドマッサージを行いましょう。

アタマで考えると手が止まる。カラダの声に従って動いてみよう
この時に意識したいのは、
- 5秒ルール
- 1秒ルール
の2つです。
【ポイント①】5秒ルール
【5秒ルール】とはつまり、
「決めたタイミングになったら、5秒以内に即行動しよう」ということです。
例えば、
- デスクワークの合間に、肩がこったら
→すぐ肩こり解消ハンドマッサージをする - 夜寝る前、布団に入ったら
→すぐ頭ハンドマッサージをする - お風呂に入って、湯船に浸かったら
→すぐふくらはぎハンドマッサージをする - 入浴後、スキンケアをするときに
→すぐ顔ハンドマッサージをする
という風に。
「やろう!」と思ってから5秒以上経つと、アタマが”やらない理由”を考え出してしまいます。
5秒以内にやれば、アタマが考える前に行動を起こせるので、行動の成功率が飛躍的にアップします。

いるやるのか?今やるのでしょう
【ポイント②】1秒ルール
【1秒ルール】とは、
「とりあえず、1秒だけでもやろう」と意識して、実践することです。
【簡略化の原則】の真骨頂ですね。
「面倒くさい」
「時間がない」
「効果が出るかわからない」
「やり方がよく分からない」
様々な”やらない理由”が浮かんでも、
「とりあえず、1秒だけマッサージをしよう」と考えて、実行する。
”1秒だけ”と考えてハンドマッサージしてみると、
そのまま、10秒→1分→5分と時間が延びていきます。

「1秒だけ」と思っても始めたけど、やり始めると止まらない
「やる気があるから行動する」のではなく、
「行動するからやる気がでる」のがヒトです。
もちろん、予定通り、1秒だけで終わってもOKです。
「でも、1秒だけ揉んでも意味ないでしょ?」と思う方もいるかもしれませんが、
何よりも大事なのは「習慣化」です。
「効果を出すために習慣化する」のではなく、
「習慣化するから効果が出る」のです。
「行動が習慣になるには、3週間かかる」と言われています。
つまり、
- 3週間は意識的にハンドマッサージをする必要があるけど
- →3週間続ければ、無意識でもハンドマッサージをしたくなる
ということ。
5秒ルールと1秒ルールをうまく活用して、この3週間を乗り切れば、
ハンドマッサージの習慣化が完了します。

「やらない理由」よりも「やる理由」を考えて。もしくは何も考えないで。3週間毎日淡々と続けよう
まとめ|ハンドマッサージを習慣化する方法
ハンドマッサージを習慣化するコツを簡単にまとめます。
- 【メニュー】内容を決める
- あなたが実践するハンドマッサージの内容を決めよう
- あなたの不調に合わせて、マッサージする部位を一つに絞ろう
- 【設定】場所とタイミングを決める
- 「いつも行う習慣の前後」にハンドマッサージを行うと習慣化しやすい
- 不調を感じるタイミング&場所にハンドマッサージをするのもオススメ
- 【習慣化】無感情に淡々と行う
- やるタイミングになったら、5秒以内にやる
- 「1秒だけ」という意識で、とにかくやる
- 3週間、無感情に淡々と行えば
→3週間後、無意識に淡々と行えるようになる
もっと簡単にまとめると、
- ハンドマッサージで解消したい不調を決める
- ハンドマッサージをする部位を決める
- 場所とタイミングを決めて、とりあえずマッサージしてみる
→しっくりこなければ、この時点で部位・場所・タイミングを考え直そう - 決めたタイミングになったら、淡々とハンドマッサージを行う
これで、あなたはハンドマッサージを習慣化できます。

ハンドマッサージを習慣化したその時、あなたは様々な不調を解消できている
「このページを読んだけど、やっぱりやる気がしない」
という方は、以下のページを読みながら、「書き出すこと(具体化)」から始めてみましょう。
「ハンドマッサージをやる時間が1秒もない!」
という方は、「悪い習慣」によって時間を浪費しているので、以下のページを読んで、悪い習慣を辞めましょう。
あなたにハンドマッサージ習慣が身につき、柔らかい筋肉と美と健康が手に入ることを願っています。