「原因解消型」→「理想追求型」になろう【セルフケア論#8】

「原因解消型」→「理想追求型」になろう【セルフケア論#8】

 

「”不調の原因”をいくら追求しても、不調は解消しないよ」

”理想の心身”を目指せば、不調は解消するよ

という話をしていきます。

 

例えば。

風邪の原因”を知ったところで、”ゆっくり療養”しないと、風邪は治らないし、

虫歯の原因”を知ったところで、”歯のケア”をしないと、虫歯は治りません。

当たり前の話ですよね。

 

ただ、不調に悩む方の多くは、不調の原因を一つ一つ知ろうとして、その原因を解消しようとします。

 

例えば、「肩こりに悩んでいる人」の場合。

「私の肩こりの原因はなんだろう?」と考え、

  • パソコン仕事が原因かも
  • 育児が原因かも
  • ストレスが原因かも
  • 猫背が原因かも
  • 運動不足が原因かも
  • 肩に力が入っているのかも
  • 食いしばっているのかも
  • 枕が合っていないのかも

と、色々な原因を思い浮かべては、

  • 姿勢を良くしよう
  • 体の力を抜こう
  • ストレスを発散しよう
  • 枕を変えよう

と、原因を一つ一つ解消しようとする

 

しかも多分、「あなたが悩む不調」は”一つだけ”じゃなく、”複数”あるはずです。

  • 肩こり
  • 頭痛
  • 猫背
  • 内巻き肩
  • 眼精疲労
  • 背中のハリ
  • 腕のハリ

 

つまり、「不調の数」に合わせて、「原因の数」も倍々に増えていきます。

その一つ一つの原因を知り、一つ一つ解消しようとするのは、不毛だと思うんです。

 

やろうと思えばできるけど、かなり遠回りになります。

だから、こういった「原因解消型」の考えは、あまりオススメはしません。

 

じゃあ、どうすればいいのか?

僕は”原因を一つ一つ解消する”のではなく、”理想を徹底的に追求する”=
理想追求型」の考え方をオススメします。

 

具体的には?

”理想の筋肉”を手に入れることに一極集中する」ことです。

つまり、「筋肉を緩めて、鍛えよう(リリース&トレーニングをしよう)」ということ。

 

なぜか?

筋肉を緩めて、鍛える

これだけで、あらゆる不調の原因にアプローチできるから。

柔らかくて、強い筋肉を手に入れる

これだけで、あらゆる不調の原因に負けない体になるから。

 

先ほどの、「肩こりの原因」を例にしてみましょう。

  • パソコン仕事
  • 育児
  • ストレス
  • 猫背
  • 運動不足
  • 肩に力が入っている
  • 食いしばっている
  • 枕が合っていない

 

これらの不調の原因をあえて突き詰めると、以下のようになります。

  • パソコン仕事
    →同じ姿勢、悪い姿勢、一部への負担(腕や目の使いすぎ)
  • 育児
    →悪い姿勢(下を向く)、一部への負担(抱っこで肩にくる)
  • ストレス
    →血流が悪くなる、肩に力が入る、痛みが増幅する
  • 猫背
    →体幹の筋肉が弱くなっている
  • 運動不足
    →筋肉を動かしていない
  • 肩に力が入っている
    →ストレス、肩を下げる筋肉の弱化、肩を上げる筋肉の硬直
  • 食いしばっている
    →ストレス
  • 枕が合っていない
    →肩が押しつぶされて、硬直している(横向き)
    →頭が前に出ている(仰向け)

 

そして、これらの原因すべてを、
「筋肉を緩めて、鍛える」これだけで、解決できるんです

 

つまり、筋肉を緩めて、鍛えるだけで、

  • 同じ姿勢を防げる
    • 合間に筋肉を緩めれば
    • 仮に同じ姿勢で固まっても、後で緩めればOK
  • 姿勢が良くなる
    • 姿勢を維持するのは筋肉だから
  • 一部への負担が減る
    • ポイントの筋肉を緩めることで
    • 筋肉が強ければ、負担にも耐えられる
  • 下を向いても・抱っこをしても・枕が合っていなくても
    • 筋肉を緩めればプラマイゼロ
    • 筋肉が強ければ、負担が減る
  • ストレス解消
    • 筋肉を緩めれば、リラックスできる
    • 筋トレで、ストレスに強くなる
  • 流改善
    • 筋肉を緩めて鍛える過程で、血液が流れる
    • また、筋肉が使いやすくなれば、血液が流れやすくなる
  • 体に力が入りにくくなる
    • 筋肉を緩める習慣で、脱力しやすくなる
    • 肩を下げる筋肉を鍛えれば、肩が上がりにくくなる

という風に、ほとんどの原因にアプローチできるんですね。

 

(ちなみに、僕は”筋肉追求派”だけど、専門によって、”追求するモノ”は変わります。その話はまた次回)

 

また、「原因解消→理想追求の考え方」は、あらゆる問題を解決するときに応用できます

 

例えば、「育児」。

「子供の悪い面を見つけて、一つ一つ叱りつける」よりも
→「子供の良い面を見つけて、褒める、伸ばす」と、悪い面も解消される。

 

例えば、「生活習慣

「悪い食生活・運動不足・だらしない生活を一つ一つ直す」よりも
→「早寝早起きだけ、意識する」と、生活習慣全体が改善される。

 

例えば、「仕事

「様々な角度から仕事の仕方を正していく」よりも
「一つの抜本的改革」で、仕事の成果が飛躍的にアップする。

上記のような場面て、結構あると思います。

 

ただ、前提として覚えておきたいのは、
理想を追求するだけじゃ、解決しない問題もあるよ」ということです。

 

「不調」なら、いくら筋肉にアプローチしても、
使っている寝具が本当に最悪だったり、デスクワーク環境が劣悪だと、カバーしきれない。

「子育て」なら、いくら良い面を褒めて伸ばしても、
”絶対にやってはいけないコト”はちゃんと叱らないとダメ。

「生活習慣」なら、いくら早寝早起きしても、
食生活が最悪だったり、生活環境が最悪だと、やっぱり調子は悪くなる。

「仕事」なら、いくら抜本的改革的なコトをしても、解決しない問題もある。

 

というのは、前提として。

それでも、やっぱり「理想を追求する」という姿勢を持った方が、
簡単に、早く、多くの問題を解決できるのは確かです。

 

だから、まずは理想を追求してみる。

それでも解決しない問題は、そこで初めて、直接アプローチする。

 

早寝早起きをすることで、食生活も整いやすくなるし、
子供の良い面を見つけて褒めることで、悪い面を叱った時に響きやすくなる。

そんなイメージ。

 

簡単にまとめると、

理想の筋肉を追求しよう

筋肉を緩めて、鍛えれば、あらゆる不調は解消するよ

ということ。

 

あなたの不調が解消しますように。